マグロの冷凍と生ってどう違うの?
今回は「マグロの冷凍と生はどう違うのか」についてお伝え致します。
みなさん、そもそも生マグロと冷凍マグロと流通の方法が違うのはご存じでしょうか?
一般に流通しているマグロの多くは冷凍マグロになります。
字の如く、船上で冷凍し、
飲食店やスーパーに並べられるまで、
冷凍されているマグロになります。
冷凍されていることにより、
鮮度の劣化を防ぐことができます。
では、生マグロとはどのように流通するのでしょうか?
生マグロは冷凍マグロとは対照的に、
水揚げから皆さんの口に入るまで、
一度も冷凍をされていないマグロのことを言います。
一度も冷凍されていないということは、
流通途中で鮮度は落ちてしまいます。
ですが、先週もお伝えした通り、
マグロは多少熟成した方がおいしくなるので、
この鮮度劣化は気になることではありません。
では、なぜ生のままの流通方法と冷凍する流通方法があるのでしょうか?
それは水揚げ場所の違いという大きな違いがあります。
基本的に生のマグロは日本近海で穫られるものであり、
有名な産地は大間や塩釜などになります。
一方、冷凍されるマグロは遠洋漁業で穫られるため、
日本に来るまでに日にちがかかります。
そこで生み出されたのが冷凍という方法なのです。
では、本題です。
どちらがおいしいのか。
答えは生です。
ただし、冷凍か生か以外の全ての条件が同じだった場合に限りますが、
冷凍をすると多少なりとも、細胞が破壊されるため、
旨味がドリップとなって流れ出てしまいます。
そのため、生の方がおいしいと言えるでしょう。
ですが、
全く同じ条件ということはあり得ません。
ここからは、好みもありますので、
十人十色、みなさんがおいしいと思う基準を見つけて頂ければと思います。
マグロには味のある・なし、
食感の違い、酸味と旨味など、
一本一本の特徴を持っています。
好みがわかるまで、
いろいろなマグロを食べ比べて見てください。
そして、そのマグロを提供してくれる方と巡り合えると、
良いマグロライフが送れるかと思います。
弊社丸長では、冷凍マグロと生マグロ、どちらも扱っております。
ご興味がおありの方はご連絡頂ければご予算に合わせて、
食べ比べセットなどをご提案させて頂きます。
ご不明な点やお問い合わせなどありましたら、お気軽に長川までお問い合わせ下さいませ。
次回は、
「マグロの味の違い」についてお伝え致します。