冷凍マグロの美味しい解凍方法とは

マグロの美味しい解凍方法とは? : インドマグロ・バチマグロを中心にホンマグロまで、鮪一筋30年の丸長です。 大宮市場を中心に埼玉県内のまぐろなら赤身からトロまで、仕入れの事ならお任せください。

マグロの美味しい解凍方法とは?

冷凍マグロ

今回は「おいしく食べるための解凍方法」についてお伝え致します。

冷凍のままのマグロって買いづらいですよね。
でも、これさえ知っておけば大丈夫!
おいしい解凍方法をお伝えします!

みなさん、冷凍のマグロを買ったことはありますか?
もしくは買おうと思ったことはありますか?

なかなか無いですよね。
一番悩むのは解凍方法だと思います。

実際弊社のお客様も初めて買うときに一番悩まれるポイントです。

今回お伝えする解凍方法で、その悩みは無くなります!

方法は2通り

1番オススメな方法は氷水解凍。
2番目は温塩水での時短解凍。

氷水解凍とは、マグロを-3度~0度の温度帯で解凍する方法です。

実は凍ったマグロは0度の手前、-2度付近で溶け始めるんです。
また、必要以上に解凍時の温度をあげてしまうと、マグロの細胞を傷つけてしまいます。
細胞を傷つけてしまうとドリップとともに旨味が流れだしてしまうのです。
ということは、美味しくなくなってしまいます…

そのため、氷水解凍でじっくり解凍するんです。
こんな理由から、氷水解凍をオススメしてます。

この氷水解凍法はマグロのみならず、
他の冷凍食品の解凍全てに応用できます。

実際の手順ですが、
どちらも最初は表面の削りかすを洗い流すことから始まります。
洗い終わったら、キッチンペーパーなどで柵に付いている水滴をよく拭いてください。

次に氷水解凍では、
ジップロックなど、密閉できる袋の中にマグロの柵をそのまま入れてください。
マグロの柵を入れる際にはなるべく空気を押し出してください。
袋にいれた柵を氷水に浸け、2時間ほど待ちます。
これで解凍完了です!

一方、温塩水解凍では、
40度位のぬるま湯に、塩を溶かして3-4%濃度(海水程度)の塩水を作ります。
この温塩水に1-2分ほど浸けます。
その後、水道水で洗い流し、キッチンペーパーなどで水気を拭き取れば完了です!

もうすでに食べれる状態ですが、
マグロは熟成させた方がよりおいしくなります。

熟成方法はキッチンペーパーなどでくるみ、
ラップをして、半日から1日の間、冷蔵庫で置いておくだけ。

お手軽ですよね?

もちろん細かくいえば、
柵の大きさやマグロ自体の状態によって、
浸けて置く時間を変えたりもしますが、
上記の方法で十分おいしく食べられます。

ぜひシェアして周りの方にもお知らせしてあげてください!

弊社丸長では、冷凍のマグロを扱っております。
ご興味がおありの方はご連絡いただければご予算に合わせて、
食べ比べセットなどをご提案させていただきます。

ご不明な点やお問い合わせなどありましたら、お気軽に丸長までお問い合わせ下さいませ。

次回は、
「次回はマグロの冷凍と生の違い」についてお伝え予定です。
生マグロと冷凍マグロはどう違うのか。
どっちがおいしいのか?
この違いをお伝えします!