持続可能なホタルイカの漁
こんにちは。
丸長の長川です。
3月になりました。
もうすぐ、というかもう春ですね。
春といえば、という食材はなんでしょうか?
色々ありますが、今週はこんな食材のニュースが気になりました。
https://www.chunichi.co.jp/hokuriku/article/news/CK2019030202100006.html
そうです、ホタルイカです。
ホタルイカはちょうど3月から5月位が旬です。
そして漁期もこの時期です。
何故でしょうか?
それはこの時期が産卵時期のため、
通常ホタルイカが生息する深海から海上付近にあがってくるのです。
しかし、産卵時期の漁業ということで一つの疑問点が湧き上がってきました。
それは資源保護。
さて、このホタルイカの資源保護は行われているのでしょうか?
資源保護のための定置網漁法
調べてみたところ、定置網で獲られるホタルイカのうちほとんどは産卵を終えた個体であるとのことでした。
また、富山の湾内では産卵のため浮上したホタルイカのうち漁獲されるのは2割ほどで、
8割は産卵を終えているようです。
マグロとの共通点
しかしホタルイカにはある問題がおこっているようです。
それは底曳網による漁獲です。
漁期ではない1・2月に少し小型のホタルイカを一気に獲ってしまいます。
漁期ではないということは出回る量が少ないため、値段も高価になりやすいのです。
しかし底曳網で獲られるものは定置網ほどモノが良くないそうです。
これはマグロでも同じことが起こっています。
マグロは巻き網で小型のクロマグロを一網打尽にしてしまいます。
しかし巻き網だとマグロ同士が擦れ合い、身に血が回ってしまい市場価値が下がってしまうのです。
市場価値が低いので値段も低い、そのため漁獲量を多くする。
というデフレスパイラルに陥っているのです。
持続可能な漁業の実現を
マグロに限らず、どんな海産物でも持続可能な漁業をしていけるといいですね。
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弊社丸長では、インドマグロやバチマグロを仕入れ取り扱っております。
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食べ比べセットなどをご提案させて頂きます。
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